2016年1月31日日曜日

最近のお仕事:『三國志13 コンプリートガイドブック』上下巻


『三國志13 コンプリートガイド』上下巻(コーエーテクモゲームス)が発売されました。

三國志13 コンプリートガイド 上

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三國志13 コンプリートガイド 下

コーエーテクモゲームス (2016-01-31)
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いわゆる「同発攻略本」です。
2冊とも編集及び執筆を担当しました。
今作は『7』『8』『10』以来となる、全武将でのプレイが可能な点が大きなポイントです。

2016年1月28日木曜日

水木しげる画の落語「死神」

た『えほん寄席』で「死神」を観返す。
口演は柳家さん喬、絵は水木しげる。

えほん寄席 東奔西走の巻「死神」ほか [DVD]
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水木サンの絵に効果をつけてアニメーションっぽくした5分程度の作品。
さん喬師匠がうまく要約しているので、噺の筋はわかりやすい。

とはいえ、落語は噺の筋がわからなくても楽しめるもの。
というか、要約するときに削ぎ落とされる部分にこそ、楽しみが詰まっている。
「要約」は、入口の前のそのさらに前段階。

『昭和元禄落語心中 アニメ公式ガイドブック』では演目の紹介文を書かせてもらったが、『落語心中』はストーリーと作中で扱われる噺に関連性があるので、知っていたほうがマンガを楽しめるし、関連性がわかりやすくなるような補助線を引ければ、と思ったから。

あらためて思うのは、要約に必要なのは、「かいつまみ」ではなく、ガイド機能の特化か。

※あと気になった点
・3Dっぽく立体的に見せるユラユラ具合。むーん、てする。
・出囃子が演者とマッチしているわけではない。



2016年1月26日火曜日

昨年によく読まれた記事

「このマンガがすごい!WEB」に掲載された原稿は、アップされたときにツイッターで更新情報を流しています。
このとき、googleのurl短縮サービス(url shortner)を使った短縮urlを併記しているのですが、これはアカウント管理者には、クリックされた数が確認できるんですね。

つまり、どの記事が一番urlを踏まれたか(読まれたか)の指針になるのでは? と思ったのですが、そもそもツイッターに流す時間やタイミングがまちまちなので、あまり参考にはなってません。ぶっちゃけ、関連記事の作家さんにRTされれば、それだけ拡散して踏まれる回数も増えるわけです。

なのでまあ、統計的な正確性は置くとして、なんとなくどんな順位だったのか、ぼんやりと眺めてみようかな、というのが今回の趣旨。
(統計期間は2015年1月1日~12月31日)


第1位
『あとかたの街』
おざわゆき先生インタビュー・前編

2015年は戦後70年。多くの方が関心を寄せた作品です。
前年の「このマンガがすごい!WEB」8月オンナ編ランキング1位、本誌オンナ編20位ランクインを契機としたインタビューでした(掲載は3月)。
連載開始までの経緯や、細部へのこだわりについて、丁寧にお答えいただきました。
お召し物が素敵だったのが印象的です。
このあとおざわ先生は、6月に同作品で日本漫画家協会賞大賞を受賞しました。


第2位
『白暮のクロニクル』
ゆうきまさみ先生インタビュー・前編

みんな大好き・ゆうきまさみ先生のインタビュー。
2015年はゆうき先生にとって「画業35周年」というメモリアル・イヤーでした。
はじめにラストシーンが浮かぶ話や、本作の設定まわりについて、刺激的な話がたくさん聞けました。
本インタビューは4月掲載。6月には河出書房新社からムック『ゆうきまさみ 異端のまま王道を往く』も発売されました。


第3位
【きょうのマンガ】スキー記念日
『ノノノノ』

毎日更新される【きょうのマンガ】コーナー。
どうしてこの記事がこれだけ踏まれたのか、ちょっと当時の状況は思い出せません。
いまは月に3~4本書いていますが、どういう作品が好まれるのか、どういう記事が望まれるのか、わりと謎な感じがします。


第4位
目利きに聞くスペシャル
落語家・立川志ら乃師匠に聞く「落語マンガ」

立川志ら乃師匠へのインタビュー記事です。
最近増えてきた落語マンガについてアレコレ。


第5位
週刊「このマンガ」B級ニュース
第5回:改正児ポ法の罰則適用開始

おそらく自分の記事としては、インタビューの次にサイトでアクセス数が多い(らしい)「B級ニュース」。ただ、作家さんなどにRTされるような性質のものではないので、ツイッターのurlはあまり踏まれない状態です。このときはネタ的にフックがあったのかな?
とはいえ、この題材は「B級」じゃねぇだろ、とは思います。




2016年1月21日木曜日

「ダ・ヴィンチ」最新号

「ダ・ヴィンチ」最新号を読む。
落語特集の号。



『昭和元禄落語心中』は冒頭の描き下ろしイラストを含めて6ページ。
関智一インタビューとインフォメーション含めると合計8ページ。


ほかに一朝・一之輔の師弟対談や、マニア(サンキュータツオ、吉田尚記、杉江松恋)のおすすめ落語家紹介、若手座談会、尾瀬あきら『道楽息子』の寄席探訪、映画『の・ようなもの のようなもの』のスピンオフ小説(會田望)、内田理央の末廣亭紹介など。
全体的なテイストとしては「寄席入門」

そっかー、「こしら×志ら乃」は共演NGの「禁断の兄弟」だったのかー(笑)


あと三上延さんのインタビューを興味深く読む。



2016年1月20日水曜日

【このマンWEB】過去の投票

2016年2月ランキング(2015年12月刊行作品) 

2016年1月ランキング(2015年11月刊行作品) 

2015年12月ランキング(2015年10月刊行作品) 

2015年11月ランキング(2015年9月刊行作品) 

2015年10月ランキング(2015年8月刊行作品) 

2015年9月ランキング(2015年7月刊行作品) 




2016年1月19日火曜日

「このマンガがすごい! 2015」

(選考対象は2013年10月1日~2014年9月30日に単行本が発売された作品)



1位:子供はわかってあげない
 本誌ランキング:3位
 期間内の発売状況:上下巻
【ポイント】
新世紀のボーイ・ミーツ・ガール。
【その後】
上下巻で完結。
『このマンガがすごい!web』インタビュー
前編
後編


2位:聲の形
 本誌ランキング:1位
 期間内の発売状況:1~6巻
【ポイント】
聴覚障がいといじめが主題。作中にちりばめられた種々の仕掛け。
【その後】
2014年(本誌発売後)に7巻で完結。
『このマンガがすごい!web』インタビュー
前編
後編
(本誌掲載分の再編集版)


3位:いちえふ 福島第一原子力発電所労働記

 本誌ランキング:4位
 期間内の発売状況:1巻
【ポイント】
福島第一原子力発電所のルポ。
【その後】
2015年に3巻で一旦完結。


4位:魔法少女サイト

 本誌ランキング:‐位
 期間内の発売状況:1~2巻
【ポイント】
いろいろ出尽くした感のある「魔法少女もの」の残酷系新機軸。
【その後】
2016年1月現在、4巻まで刊行。


5位:働かないふたり

 本誌ランキング:31
 期間内の発売状況:1~2巻
【ポイント】
働かないニート兄妹がひたすらダラダラする。
【その後】
2016年1月現在、6巻まで刊行。


オンナ編投票:あとかたの街

 本誌ランキング:20
 期間内の発売状況:1~2巻
【ポイント】
昭和20年の名古屋空襲が題材。作者の母の実体験に基づくフィクション。
【その後】
2015年に5巻で完結。
2015年に第44回日本漫画家協会賞コミック部門で大賞受賞
『このマンガがすごい!web』インタビュー
前編
後編

投票した6人中、3人にインタビューできたのは僥倖でした。
田島先生の次回作は、ずっと期待してます。


2016年1月17日日曜日

『ハクメイとミコチ』4巻

『ハクメイとミコチ』(樫木祐人)4巻読む。
相変わらず圧倒的な絵柄のかわいらしさと、独特な世界観。
なにかが思わせぶりというか、温存されているような感覚をページをめくるたびに少しずつ蓄積していって、ラストにさらりと流すテンション……ってどう言えばいいんだろう。
うまく先へ、先へと誘導される。
けど、読み返すと描き込みの量の多さに、いろいろと見つけ出す。自分のつけた足跡に、きっちり足を合わせながら戻っていくような読み返し方。
知らない世界を探索していくマンガには、合っているんだろうなぁ。

2016年1月16日土曜日

『マネーフットボール』3巻の感想

『マネーフットボール』3巻読む。
『GET!フジ丸』や『ORANGE』でおなじみの能田達規の最新作。
Jリーグファンのあいだでは愛媛FCのマスコットでも有名だ。

プロサッカーを「お金」という切り口でとらえた作品で、
身も蓋もない言い方をするなら「サッカー版『グラゼニ』」
とはいえ、サッカーのフィクション分野では「お金とデータ」はあまり語られる機会がなかった要素なので、非常に興味深い。
『オーレ!』や『サッカーの憂鬱 裏方イレブン』が「職業モノ」であったのに対し、お仕事マンガとスポーツマンガのいいとこどりに挑んでいる印象だ。
本作で扱う「お金」の問題は、「J2白書」とか創刊当初の「サッカー批評」を読むような熱心な国内サッカーファンには、周知の事実だったりする。
しかし、そんな「周知の事実」も、世間ではほとんど知られていない。
「ファンの常識」は「世間の非常識」といったところか。
だからこそ、作品の題材になりえているわけだ。
裏を返せば、それだけJリーグのファンの知識が一般層と乖離しすぎているわけであり、Jリーグがタコツボ化していることの証左ともいえる。

データに関しては、実際の現場ではかなり詳しく活用されている。
リーグからは公式の資料映像が各クラブに送られるし、データスタジアムのデータも利用している。
ようやく昨年からJリーグ公式サイトでも、少しずつ走行距離やスプリント回数などの数値、ヒートマップなどを公表するようになってきたので、ファンもデータに関心を強めてきている。
だから「サッカーをこれまでとは違った視点でも見てみようよ」といった切り口は、時流にはマッチしているように思える。

1巻は、ある意味では「基礎編」。
これから「お金とデータ」の切り口でサッカーを語る上で、これだけは抑えておきましょうね、の基礎知識を提示している。
しかし、データ的な見方の提示に追われて、ちょっと主人公を動かしづらそうな印象。
読み物としては面白いのだけど、マンガ的なダイナミズムはもうひとつだ。
また、舞台が2部リーグであるため、どうしても話がしみったれている。
実際のところ、J2で予算規模が下位のクラブにもなると、アウェイ帯同メンバーを減らして経費を浮かせていたりする。公式戦での選手登録は、スタメン11人+サブ7人が通例だが、クラブによってはサブを5人に減らして、2人分の遠征費を削減しているほど。
だから、話が渋チンになってくるのは、ある程度は仕方ない。

2巻では、主人公の動機と武器が明示される。
それを読者が理解したうえでの3巻なので、ようやく「主人公カジの物語」本編が動き出した印象。たとえば『GET!フジ丸』でボランチ百地の加入以降(夏合宿後)とか、『ORANGE』における昇格のかかった終盤戦のような、ブーストのかかった展開は、まだこれから先のことなんだと思う。
どうしても読者に消化してもらうべき前提条件が多い作品なので、本来であれば、長いスパンで見守っていきたい作品である。

実在の人物をモデルにした選手が数多く登場するので、それはJリーグ好きとしてはうれしいところ。3巻だと、千葉がマリガンのロングスローを206cmのオーガスに合わせてくるところなんか、2011年のフクアリでのFC東京戦(ミリガン→オーロイの1点目)を思い出した。震災直後だったし、寒かったし、かなりションボリして帰った記憶しかないよ、あんなの。
あと札幌の代表取締役が、スカパーで「Nリーグラボ」とか番組持ってそう
で、椅子は自分で持って来い、とか言っちゃう感じ。
もちろんそういうのも楽しんだけど、マンガらしいケレン味のある、キレキレなライバルも出てきてほしい。
フィクション・ラインが高い世界観なので、一足飛びにファンタジーアを描くわけにはいかないのは重々承知しているけど、やっぱり現実のトレースではなく、能田作品らしい現実からの跳躍性が出てきてからが本当の勝負だと思う。
試合で言えば、まだ前半35分くらい。とりあえずゲームプラン通りに入って、ソリッドに試合を運んでいる感じ。リスクを冒した攻撃のスイッチを入れる前に、打ち切りになるのだけは勘弁ね。


1月14日立川流夜寄席「てっぱん」の感想

1月14日。上野広小路亭での立川流夜寄席
「子ほめ」 立川らくみん(開口一番)
「蝦蟇の油」 立川寸志
「真田小僧」 立川こはる
「権兵衛狸」 立川談吉
「元犬」 立川笑二
「時そば」 立川志ら乃(主任)

主任の志ら乃さんによる企画「てっぱん」の日。
演者全員が、それぞれ鉄板ネタと信じるマクラと演目を、事前にネタ出しする会。
マクラまでネタ出しするのは異例。

いま関東近郊では、月に700以上もの落語会が開催されている。
どれだけ活きのいい若手がいても、正直、追いきれないのだ。
だから、個人によるキュレーションが介在すると、客としてはとても助かる。

寄席以外の落語会では、会のコンセプトを打ち出すことで、注目を集めようとする。
つまりは「キュレーションの可視化」を試みるんだけど、どうもピンとくるものがない。
いろいろと会の名前を工夫したり、趣向を凝らしたりするんだけど、それはわりと演者や主催者都合のものが多いんですよね。
たとえば「○○な噺を聞く会」とか「新作の会」とか「ネタおろしの会」とか。
それは特定の演者を年単位で追いかけるファンにはうれしいんだけど、「知らない落語家」を聞きに行くモチーブとしては弱いし、なにより落語初心者にはツライ。
また、その演者のファンであっても、会のコンセプトが自分の好みとマッチしなければ、「行かない」という選択肢も出てくる。

あるいは複数の落語家が出る会では、賞レースもある。
これは完全に品評会なので、やはり落語初心者にはツライ。
そして落語ファンにしても、自分の批評眼を試されるようで、あんまり気楽には足を運べない。気合を入れて観に行く気概がないと、脚が重くなってしまう。

今回の「てっぱん」は、客本位型の企画である点が素晴らしい。
得意ネタをかけるので、多少うまくいかなかったとしても作りこんだネタなんだから、ある程度は楽しめるだろうという品質の最低保証がある。
それが客に伝わったからこそ、満員札止めだったんだと思う。
「自分の知らない若手が、得意ネタをかけますよ」と。これは客からしたら心強い。

それでいて「若手研鑽会」とか「研究会」的なノリにならなかったのは、これはひとえに志ら乃さんのセンスだと思う。事前のチラシでも会のコンセプトを明確に打ち出していたし、開演前の前口上で「得意ネタを披露しますので楽しんでください」とアピールしたことで、一気に場がほぐれた。
そのおかげで、品評会的な雰囲気にならず、「笑いに来た」ムードが維持された。

この「品質の最低保証」と「非・品評会」の性質がマッチしたことで、「ショウケース」としての機能が生まれた点は見逃せない。
いうなれば、東京ゲームショーとか、静岡ホビーショーのような楽しみ方だ。
いまや立川流といっても、「志の輔一門会」や「志らく一門会」といったように師匠単位で独立性を強めており、家元存命時の「立川談志一門会」の性質は感じられない。その状態でありながら、「立川流の若手を見る」会を成立させたことは、実はかなり意義深いことではないかと思う。


演者全員が「自分から『鉄板』と言って高座に上がるのはハードルが高い」と口々に言っていた点も興味深い。そうやって焦っ時に出てくるのが師匠の芸、というところがたまらなく楽しい。
完全に自分の芸で通したのは志ら乃さん。さすがは真打ち、といったところ。
全員、笑いどころも多くて、それぞれの工夫もあり、そして会としてのまとまりもあり。


最近は、どうも自分は、会としての満足度を求めているようだ。
演者個人の出来・不出来や、噺の出来・不出来は、割と二の次だったりする。
会全体をトータルで見終って、「いい会だったなぁ」と楽しめることを最優先事項にしている。その観点で言えば、今回のてっぱん」は、間違いなく「いい会だった」。
今回は顔付けも自分好みだったけど、メンバーを固定せずに、定期的に開催してほしい会だと思う。


※写真は数年前のもの

2016年1月15日金曜日

最近のお仕事:『昭和元禄落語心中アニメ公式ガイドブック』

『昭和元禄落語心中アニメ公式ガイドブック』で原稿を書かせていただきました。
以下の部分を担当しました。
おもに「作品世界(=落語の世界)の解説」パートです。
・落語入門 其の一
・落語入門 其の二
・古典落語の演目紹介(30席)
・鼎談(雲田はるこ先生×石田彰さん×山寺宏一さん)
・鼎談(雲田はるこ先生×立川志ら乃師匠×サンキュータツオさん)

アニメだけでなく、原作のサブテキストとしてもお読みいただけると思います。
落語の演目がストーリーに関わりますので、各演目のあらすじと、それがどう作品に影響しているのかについても言及しました。


テレビシリーズは1月8日(金)からTBS系列で放映が開始されました。
コミックス9巻は2月に発売予定。
アニメで落語に興味を抱いた方にとって、より深く作品を楽しむための補助線になれば幸いです。


2016年1月14日木曜日

2015年に見た映画6選

2015年に劇場で観た映画の中から、とくに印象に残っている作品について。


『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』

トムさんの新スパイ大作戦。
『ミッション:インポッシブル』シリーズ特有のアクション性(無駄に派手なアバン、カーチェイス、ウィーン国立歌劇場、発電所の水中施設)と、『スパイ大作戦』『新スパイ大作戦』ならではのおもしろテクノロジー、チーム感、一発逆転のどんでん返しと、ちゃんとシリーズの伝統や醍醐味を踏まえているところが素晴らしい。
イルサが出てくると「誰も寝てはならぬ」がBGMで流れ、トムさんの「俺の名前知ってんの?」の問いに対してイルサが「この業界では有名よ」って答えるのは、トゥーランドットが下敷きになっていて、シャレてるなぁ、と。
あと、トムさんがジャッキー・チェンみたいになってきた。動けるスター、超貴重。


『懲罰大陸☆USA』
1971年の作品。昨年、日本初公開。
ベトナム戦争に対する反戦運動の全盛期、米国内の治安維持のために、ニクソン大統領が超法規的な国内治安維持法を成立させた。その法案によって拘束された“危険分子”の裁判風景と、彼らに対する刑罰の様子を英国メディアが追った……という体裁のフェイク・ドキュメンタリー。
政治、貧困、差別、戦争、権力の暴走、人権と、いまの政治的状況下で物事を考える際に、ある種の思考実験として、すごく参照したい作品。
懲罰公園でのマン・ハントに、妙にウキウキする。


『マッドマックス 怒りのデス・ロード』
2015年を代表する一作。
ケチのつけようのない面白さ。悪趣味カッコいい。
ただ、『マッドマックス』シリーズなら犬を出してほしかった。
マックス+犬=5億点。
とはいえ『怒りのデス・ロード』はフュリオサの物語なので、
マックスがフィーチャーされるであろう次回作以降に犬期待。


『ゴーンガール』
公開は2014年だけど、2015年に入ってから観たので。
誰かと話したくなる映画ナンバーワン。
サスペンスやミステリーの手法をうまく使っていて、それでいて「これホラーだな」って言いたくなる内容。前情報はいっさい入れずに見てほしい映画。


『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』
ミッキー・ロークにとっての『レスラー』みたいな位置づけ。
ワンカットにこだわりまくっているので、リアルな緊張が生まれる。
ところが、それまで積み上げたリアリティラインが「バードマン」の登場によって派手にぶっ壊される……んだけど、それは心象風景だったりするので、リアリティとカタルシスが奇妙な混ざり方をして、頭がグワングワンしてくる。


『クリード チャンプを継ぐ男』
年末のオーラスに見た『ロッキー』シリーズの後継作。
ロッキーがミッキーになり、『ロッキー』が『クリード』になる。
ちょっと中だるみするけど、『1』を除くシリーズの中ではかなりの出来。
というか、これを見たあとだと『ロッキー1』の全シーンで泣けるようになる。
全シーンで。



2016年1月13日水曜日

最近のお仕事:太田宏介選手インタビュー

宝島社『ビックリマン悪魔VS天使編 全シール大図鑑』で、太田宏介選手(当時FC東京)にインタビューしました。
1987年生まれの太田選手は、ビックリマンの“直撃世代”ではありません。
では、太田選手はなぜビックリマンにハマったのか?
詳細は本誌をご覧ください。


太田選手は2015年シーズン終了後、オランダ1部リーグ・エールディヴィジのフィテッセへの完全移籍が決まりました。
監督のピーター・ボスは、かつてジェフ市原(現・千葉)に所属したこともあります。
オランダで活躍し、日本代表への定着を期待してます。

過去の無料頒布ペーパー(C89)

過去に無料で頒布したペーパーその9
【2015年 冬コミ(C89)】

徳川家康の「しかみ像」が、じつは逸話とは違った由来ではないか、
との説が2015年に唱えられた。
意外と「しかみ像」はマンガにも登場します。
というわけで、「しかみ像」コレクションな内容。



過去の無料頒布ペーパー(C88)

過去に無料で頒布したペーパーその8
【2015年 夏コミ(C88)】

『信長の肖像Ⅲ』準備号の発行に寄せて。
あと信長と同様、手塚治虫の肖像もコレクションしてみたい、という話。

C89回顧


年末年始のバタバタが(少しだけ)解消されてきたので、ようやくC89回顧です。

12月31日(木)、三日目。
今回は通路を挟んだお向かいが男性向けの島。
普段よりも人通りが多かったせいか、無料のペーパーは13時頃には頒布終了。
今年の冬は暖かかったのでスッカリ油断してたけど、やっぱり膝掛は必要だった。

新刊はないけど、いつも会いに来てくれる方たちと話しを。
頒布物の種類も増えてきたので、そろそろ棚とかで陳列の工夫が必要かも。
今回はお隣さん(改築村上荘様/東ピ22b)のおかげで楽しいコミケになりました。
「りぼん総目録 1987-2003」、すばらしい情報量です。

次回の夏コミC90では、評論(135)ジャンルは三日目の予定とのこと。
申し込み予定です。

2016年1月12日火曜日

ゴルゴネタ


愛のサントロペ、恋のサントロペ。

連載企画:週刊「このマンガ」B級ニュース

週刊「このマンガ」B級ニュース。

いわゆるB級ニュースを、マンガに(むりやり)関連づける連載コラム。
毎週火曜日か水曜日あたりに更新されます。
コンセプトは「ガード下の池上彰」。

タグ:週刊「このマンガ」B級ニュースで記事一覧が表示されます。
http://konomanga.jp/tag/%E9%80%B1%E5%88%8A%E3%80%8C%E3%81%93%E3%81%AE%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%82%AC%E3%80%8Db%E7%B4%9A%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B9